2022年度ディスクロージャー
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4事業承継・M&A支援 当金庫では、経営者の高齢化、自社株対策、後継者の育成等に関して悩みを抱えているお客さまに対し、神奈川県事業承継・引継ぎ支援センター等と連携した支援を実施しております。令和3年度におきましては、44先の事業承継・M&A支援に取り組みました。6遊休資産を活用した事業再構築支援事例親族外承継の支援事例◦補助金支援 当金庫では、お客さまがコロナ禍による生活様式や社会情勢の変化など外部環境に適応したビジネスモデルの転換が迫られるなか、顧客要望の強い補助金支援に注力いたしました。セミナーによる周知活動にとどまらず、6月、7月に顧問中小企業診断士と連携し事業再構築補助金個別相談会を実施いたしました。◦事業再構築補助金、神奈川県ビジネスモデル転換事業費補助金等 58先3事業改善・再生支援における支援 当金庫では、「中小企業の事業再生等に関するガイドライン」の趣旨や内容を十分に踏まえ、お客さまから事業再生等の相談を受けた際に誠実に対応するための態勢を整備しております。その一環として、専門部署である地域支援部に中小企業診断士を3名配置し、顧問中小企業診断士2名や中小企業活性化協議会等と連携の上、実効性のある企業支援に努めております。令和3年度におきましては、12先の事業改善・再生支援に取り組みました。 コロナ禍で贈答用商品の需要減少の影響を受けたお客さまに対し、新たな事業の柱を構築するため、遊休資産の蔵を改装したカフェ展開に向けた支援を行いました。また、体験施設の整備や新商品開発、パブリシティなどの事業化支援を実施いたしました。 親族外への承継方法について悩んでいたお客さまに対し、神奈川県事業承継・引継ぎ支援センターを活用し、条件の調整や譲受に関する書類作成等をサポートしたことで事業の承継に至りました。また、譲受者に対しては特定創業支援等事業における創業ハンズオン支援を実施することで、円滑な事業引継ぎが行われるよう支援いたしました。 当金庫が推薦した秦野市の「はだの魅力づくり推進事業」が信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫「SCBふるさと応援団」の寄付対象事業として選定され、695万円が寄付されました。当事業は、表丹沢などに点在する資源を利活用し、適切な情報発信をすることにより、交流人口や関係人口の掘り起こしを行い地域活性化を目指すものです。「SCBふるさと応援団」寄付金贈呈式地方公共団体と連携した地域活性化への取り組み中栄信用金庫と地域社会

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