2022年度ディスクロージャー
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14〈自己資本の充実度に関する事項の注記〉 1 : 所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2 : 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、   外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、   欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 3 : 「3月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー   及び「ソブリン向け」、「金融機関向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4 : オペレーショナル・リスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。(1)リスク管理の方針及び手続きの概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、与信業務の基本的な定義等を明示した「信用リスク管理要領」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、当金庫では、厳格な自己査定を実施しております。また、信用リスクの計量化に向け、現在、自己査定結果等のデータを基に検証・確認を進めております。 これらの信用リスク管理については、融資部で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会において経営陣に対する報告態勢を整備しております。 貸倒引当金は、「自己査定基準」及び「償却および引当に関する規定」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率等を基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。(2)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関 信用リスク・アセットの計算については、標準的手法を採用しております。 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の5つの機関(未採用を含む)を採用しております。なお、エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。◦ 株式会社格付投資情報センター(R&I) ◦ 株式会社日本格付研究所(JCR) ◦ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)◦ S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社(S&P)◦ フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)<オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定手法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 5 : 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%(※)エクスポージャーとは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等です。 信用リスクに関する事項当金庫の自己資本の充実の状況等について

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