2022年度ディスクロージャー
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11記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。注1 : 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権で、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」に該当しない債権です。「要管理債権」とは、信用金庫法上の「三月以上延滞債権」に該当する貸出金と「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金の合計額です。「三月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上遅延している貸出金で、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」及び「危険債権」に該当しない貸出金です。「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」及び「三月以上延滞債権」に該当しない貸出金です。 2 : 3 : 4 : 5 :  当金庫では、融資業務等にあたり地域金融機関として、健全性・公共性重視の観点で取り組んでおりますが、金融機関において経営の健全性を示す重要な情報としての不良債権の状況は下記のとおりであり、より透明性の高い開示を行っております。区 分 当金庫の不良債権の取り組みは万全です。令和4年3月末における不良債権の総額は58億90百万円。このうち担保・保証等による回収見込額と貸倒引当金により保全される部分が58億90百万円あり、保全率は100%となっております。また、特別積立金396億50百万円と十分な蓄えがあり、不良債権への対応は万全であります。破産更生債権及びこれらに準ずる債権危険債権要管理債権三月以上延滞債権貸出条件緩和債権小計(A)正常債権(B)総与信残高(A)+(B)破産更生債権及びこれらに準ずる債権11億79百万円令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度令和2年度令和3年度1,6181,1793,9604,711------5,5795,890173,969167,456179,548173,347不良債権総額 58億90百万円保全額 58億90百万円担保・保証等による回収見込額47億1百万円開示残高(a)保全額(b)担保・保証等による回収見込額(c)1,6181,1793,9604,711------5,5795,8901,2197743,2803,927------4,4994,701危険債権47億11百万円ABC 6 :「正常債権」(B)とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」及び「要管理債権」以外の債権です。「担保・保証等による回収見込額」(c)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。「貸倒引当金」(d)には、正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しております。「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」及び「正常債権」が対象となる債権は、貸借対照表の「有価証券」中の社債(その元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)によるものに限る。)、貸出金、外国為替、「その他資産」中の未収利息及び仮払金並びに債務保証見返の各勘定に計上されるもの並びに注記されている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)です。 7 :  8 : 9 :保全率貸倒引当金(b)/(a)(d)399405680783------1,0791,188100.0100.0100.0100.0------100.0100.0要管理債権0円貸倒引当金11億88百万円(単位 : 百万円、%)引当率(d)/(a-c)特別積立金対応は万全100.0100.0100.0100.0------100.0100.0396億50百万円で信用金庫法開示債権(リスク管理債権)及び金融再生法開示債権の保全・引当状況不良債権に対する備え不良債権の状況

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